2009.8.13 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
美作市災害 【その1】 まじでヤバかったです
テレビでみる地域の災害がまさに他人事ではなくまりました。
私の住んでいる美作市の旧作東町地域が豪雨による災害がおきました。
経過を思い出してみると
9日の日曜日の午後7時ごろ区長より出動要請(私は消防団の部長をしています)。
消防団員に防災無線により消防器具庫に待機命令をだしました。
その間自宅に身支度に帰り、器具庫に向かうと既に国道が冠水し通行止め。
佐用・上月方面も通行止めの為、高原台から福山を抜けて向かいましたが、これまた途中で橋が冠水・・・。
仕方なくもと来た道を戻ると・・・。山が崩れて道が埋まってる・・・。さっき通って来たのに…。
しかたなくまたUターンし、先程の冠水した橋まで戻り、水が引くまで3時間待機。
その間電話で団員と連絡を取るも、川が氾濫し消防器具庫も冠水。団員の身にも危険が(数名流され、同僚により救助される)
冠水した橋も幾分か水が引いたので決死のダイブ…。横の流されながらなんとか橋を渡りきりました。
しばらくは順調でしたが、今度は冠水した道路のアスファルト舗装が水の勢いで剥され凸凹に。
雨の中一人で剥れた舗装の塊を道の端にどかしたり、浮いた舗装を石をぶつけて割ったりして、少しずつ前に前に。 この作業を1時間程繰り返し、やっと県道に到着。
これで家に帰れる(この時召集をかけて消防団員も川の水が引くまでは何も出来ず、器具庫近くの民家に待機)と思っていましたが、あまかった…。
県道を下っていくと川が氾濫し、道路が冠水したり、山から土砂が流され道路に堆積したりと、途中で合流した人や、別の地区の消防団員と出来る範囲の作業でやっと目的地の隣の地区まで辿り着きました。
もう少しで家に帰れる。消防車が先導し、ついていきました。
が、
この地区から出る為の全ての道路が土砂崩れと倉庫が道路をふさいで通行不可能!
しかたなく車をあきらめて歩いて帰ろうと記憶にある道を何本も確認にいきましたが全て通行不可能でした。
しかたなくこの地区の集会所にお世話になろうと車を移動し、初めての休憩。(さすがにヘトヘトでした)
集会所で知り合いと話していると、先程のじゃましていた倉庫の横が『軽自動車ならなんとか通れないか』との事。
自分の車はあきらめて集会所の前に駐車し、同じくここで足止めされた後輩と一緒に、後輩の車で行ってみるとギリギリでしたが通れました。私と・後輩と・その彼女と三人で歓喜の叫びをあげながら車を走らせ、道路の流木等は先程まで待機していた消防団員が通行可能にしていました。
最後、家まであと500mの所で道路に土砂が堆積して通れない。
またまたしかたないので、後輩の車をここに停めて歩いて家まで帰り(この時すでに3時前)、家の車で後輩を自宅まで送って行きました。
その後、消防に合流。
なんとも云えない一日でした。が、これが始まりでもありました。
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