2015.7.2 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
ぶらり自転車の旅
鹿児島からやってきて、早くも1年が過ぎ去ってしまいました。 なまりは相変わらずです。
岡山の言葉にも親しみを持てるようになってきました。 大木です。
初夏もそろそろ終わりといったところでしょう。今日は本格的に厳しい暑さを感じました。
こちらに移り住んで普段目にして思うこと、岡山の特徴かなあと感じるのは、川です。
しかも大きい川です。思い返すと大抵は川沿いを走っていることが多いし、自然と道しるべ
のようになっていたことに気づかされます。
吉井川、旭川、高梁川 皆さんおなじみ岡山の三大河川です。
昔は高瀬舟よる輸送が当たり前の頃で、この3つの川でもそれぞれの文化を持っているようです。
高瀬舟の起源は津山~和気~西大寺を下る吉井川との説もあるようで、江戸初期に京都の商豪
が丹波の物資を京都に運びたいと考えだしたことから始まったそうです。
以前行った勝山~久世~落合~金川~京橋を流れるのは旭川です。
高瀬舟の舟運が始まって問屋と直結した船着場の名残りが勝山にあります。
この地域には、高瀬舟をかたどった羊羹がお土産品としても出回っているくらいです。
後楽園近くの現 出石町に今でも生活雑貨店が多いのもこのころのことがあったからでしょう。
新見市~高梁市へ下る高梁川は、製鉄が盛んで多くの砂鉄、木炭などの物資輸送に必要不可欠
だったのかもしれません。
さて肝心のサイクリングはというと、今まで共にしてきたチャリもメンテ不足なので
すぐさま復帰して今からの旅をご紹介できるように頑張ります。