2015.2.26 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
ぶらり自転車の旅
水曜休みのサイクリング。癒しとスタミナをつけたいと思う行きたいお店は大体おやすみです。
大木です。今回も走ってきました。 このたびは県北は西方。
林業、木材の町で知られる真庭市、勝山(かつやま)に行ってまいりました。片道約45km。
前回の教訓を活かして、黒光りするニュータイヤに気分も上場。ブレーキ調整、
メンテナンスも心が弾みます。
勝山に到着前に立ち寄った 旧久世町にある旧遷喬尋常小学校。明治40年完成した木造校舎です。
高瀬舟で久世の文字をかたどった校章で建物全体がシンメトリのきれいな校舎です。
2階講堂の折り上げた洋風の格(ごう)天井見どころです。
その先 30分ほどして勝山へ到着。
岡山県は城下町の跡地が多く残されています。 ここは島根からの出雲街道の宿場町として栄えた町。
保存地区の商店街は今でも形を残しています。 と町を歩いて気づくこと。
街並みの一軒一軒にのれんがかかっていること。 見つけた古びたいい感じの茶屋によって話を聞くと、
商店街の方々が町おこしの一環で協力し合ってのれんをかけているようです。近くの染め色屋さんが町に
特徴をということで自らの店の軒先に暖簾をかけたことをきっかけで、その輪が広がって個性あるオリジナ
ルののれんが一般家庭も含めて100軒近くあるとのこと。
街道沿いには大きな旭川が流れています。舟運が室町時代に開かれ、勝山が最上流の船着場であり
高瀬舟によって岡山まで(64km)を下り、主に年貢米を運び、上りは塩・干物・砂糖などの生活必需品を
積んできたそうです。
町の特色を利用して、そこに住まう人たちが豊かに暮らし、栄えていた様子が、少しでも感じ取れたよう
な気がします。この日は雛祭りの準備で町沿いにはいろんな雛人形が飾ってありました。
大きなイベントで、他県からも来られるお客さんも多いとか。ここ1週間はにぎわうことでしょう。
町の皆さん、親しくふれあってくれて、真庭の心地良さを感じて漕いでかえるいい旅でございました。