2018.10.23 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
目隠しをすること
目隠しをしたい。
お隣さんから丸見えだったり、道路から部屋の中が見えたりするのには
やはり少し抵抗があるのかな。と感じます。
リビングには大きな窓があって、目隠しすることを前提とした
平面計画が当たり前のようになってきている中で、
完全に囲ってしまうのか、風と光が入るようにするのか。
そのあたりのバランスがすごく重要になってきています。
先日、伊礼智さんの本で、窓をどのように考えるかという内容で、
基本的には極力減らす方向で考えて、ここだ!と思うところに窓を設けるそうです。
「リビングから遠くの景色が見たい」「台所に立っていると風が抜けていくように」
「近所を気にせず光を入れたい」「外と室内が一体となるようにしたい」
など、きちんと外と内の関係を明確にすることで、必要な開口部をしぼっていくんですね。
そんな目隠しですが、ブロックや格子などの構造物を立てる方法、
生垣や高木などの植栽を植える方法、コの字型の間取りにするとか…
いろいろな方法があります。
「風をもらう代わりに庭をお裾分け」
風通しがよくなる代わりに、植栽がお出迎えしてくれたり…。
目の前に緑を感じると、やっぱり気持ちがいいですよね。
家の中で趣味を愉しみながらも、中間である目隠しやアプローチなどを考えることで、
内と外がゆるやかにつながって、家も暮らしも充実していくのかな。と感じます。