2015.5.28 [ スタッフブログ ] 投稿者:さほらぼスタッフ
ぶらり自転車の旅
大木です。近頃、5月とは思えない暑さが続いていますがみなさん体調はいかがですか。
先週は気温の上昇に体が慣れずに自転車も休み休みの走行でした。
教訓として、「急がない」「焦らない」「頑張らない」の三拍子を決めていってきました。
このたびは岡山県の北西にあたる、「真庭市は湯原」に行ってまいりました。
片道約60kmほどのところです。朝の出発は8時頃。気温も上がりだしているので水分補給とペースに
十分に配慮しつつ、4月頃いった「勝山」についたのは10時前。
まだ、商店街も人がおらず、店もまだまだ準備中。思ったよりもちょっと早いペースです。
御前酒でおなじみのお店は今回も美しい姿で迎えてくれました。
長年の月日が経った建物の姿形が商店街全体に残って、きれいな街並みに癒されます。
ちょっと楽しみにしていた酒まんじゅうにありつけないまま、行先までの許す時間を休憩にあてて、
湯原に向けて出発しましたが、これまた4月に断念した、「神庭の滝」に行かずにはいられなく
なっていたので、ここから5kmほどの寄り道に予定変更。
登り坂が徐々に険しくなるにつれ、山の深みにはいっていきます。到着寸前は、滝から降りている
川の音と野鳥の鳴き声でとてもいやされます。
「サルに食べ物をあたえないでください。」の看板がちらほらみえて、サルはちょっと苦手です。
先週はシカ・・・。今週はサル・・・。
滝はよかった。としか言いようがなく、しばらく見とれてしまいます。
「神庭の滝」は高さ110m、幅20m、中国地方一の規模を誇ります。
しばらく涼んで湯原へむかいました。
見通しのいい道は先がよく見えても目的地は見えてこないので、たった約20kmの上り坂がい
つもより過酷に感じます。
温泉郷の看板からやっと着いた湯原温泉。
岡山県を代表する「湯郷温泉(美作市)・奥津温泉(鏡野)・湯原温泉」 美作三湯の一つです。
油屋は湯原温泉で300年近く前から営んでいるそうです。「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった宿です。
ここは蒜山(ひるぜん)、大山(だいせん)といったシンボルともなる山のマグマの影響で常に湯が沸き出て
います。 湯原温泉の「砂湯」はこの辺りでは名の通ったお湯。湯原ダムの下の川に無料の露天湯です。
割と熱めのお湯で、天気のいい日は自然に囲まれていて疲れた体を癒すには最高のお湯ですよ。
お風呂上りはこれ。 蒜山近くまで来たという実感がわきます。濃厚な牛乳です。
体を癒す時間は約1時間、すでに予定時刻を過ぎていましたが、普段の往復近い距離
を片道走ったのは体に正直に出ます。 三拍子を想いだして、ぼちぼち固く帰ってきました。
暑さにみなさん負けぬよう、塩分、水分バランスよくとりましょう。